自然の力

人の暮らしや家づくりは、地球の環境に影響を及ぼしオゾン層破壊や温暖化などの問題を引きおこしていると言われています。そこでわたしたちはその影響をできるだけ少なくする家づくりに取り組んでいます。
四季を通した日当たりや風向き、気温や湿度、生態系などその土地の風土・環境に配慮し、自然のエネルギーを無駄にせず最大限生かし、取り入れる工夫をした家づくりです。

 

自然の風、太陽の光・自然のエネルギーを家が建つ土地に出向き確認して自然を生かす設計をします。自然のエネルギーは無料なので長期的に見ると経済的で快適です。

さらにソーラーシステムを用いて空気や水を温め暖房や給湯、電気に利用するなど日々の暮らしにおける光熱費を節約することもでき、地球規模の環境問題にも貢献できます

 

 

 

パッシブソーラー


その土地の自然のエネルギーの良いところをうまく取り込みます。その土地の立地を確認し、太陽のを光取り込む窓の位置を工夫したり、風通しの良い土地であれば夏は風が家の中を抜けるように自然のエネルギーをそのまま家づくりに生かすので大掛かりな設備は必要ありません。

 

アクティブソーラー


パッシブソーラーより積極的に太陽のエネルギーを使いたい場合太陽光発電パネルや、太陽熱集熱器を設備します。暖房や給湯、電気などに利用出来ます。設備費用はかかりますが、日々の暮らしにおける光熱費を節約するので長期的に見ると経済的で環境にやさしいです。

 

ハイブリッドソーラー


パッシブソーラー・アクティブソーラーの二つを取り入れたものがハイブリッドソラーになります。より快適に過ごすために高断熱高気密も必須となってきます。ミヤザワ建築のオープンハウスはこのハイブリッドソーラーを取り入れています。

高断熱高気密についてはこちら


 

オープンハウスについてはこちら


 


自然の力を取り込めても、それだけでは暮らせない過酷な環境もあります。
私たちは料金を支払い、地球環境に影響を及ぼしながら、部屋を暖めたり冷やしたりしてしのぎます。
ですがせっかく温めたり冷やしたりした熱が逃げてしまう家だったらどうでしょう。
経済的にも地球環境に及ぼす影響的にもプラスにはなりません。まず断熱です。
断熱をしっかりしても、気密が悪ければ、熱は逃げてしまうので、断熱と気密を両立することが大切です。
家が建つ土地の環境、求める性能、家づくりにかける予算に応じ、最も最適な方法をご提案します。


 




充填断熱

外気に接する部位の土台・柱・梁などの構造材の中間に断熱材を充填するため、構造材部分で断熱の切れ目ができ少し断熱性が悪くなります。グラスウールや吹き付けウレタンなどの低コストの断熱材を用います。

 

外張り断熱

部位の構造材の外側を断熱材で張りくるむため、断熱の切れ目ができない分、充填断熱より断熱性は良くなります。充填断熱より薄い厚さで同等以上の断熱性を発揮する高性能の断熱材を使用。充填断熱より高コストになります。


 



専用のテープやシートで隙間をふさぐ方法を採用しています。
 



工場生産されたパネルを使って、断熱と気密の両方を同時に実現する工法にも取り組んでいます。