2010年02月21日

わたしの住まいのキッチンプランニングvol.1

カテゴリ: キッチン

私たちの住まいの中で、一日のくらしを振り返ってみますと、トイレやお風呂などプライベートな空間を除き、朝食、10時のお茶、昼食、3時のお茶、夕食、来客など、もっとも頻繁に使われる空間はキッチンではないでしょうか。もし、その空間が機能的にも身体的にも心理的にも不快なものであったら?と想像してみると、住まいは造ってしまったら簡単に造り替えることができないだけに、その不快感はずっと続くことになりますし、その逆もまた言えるのです。キッチンというと、すぐに、どのメーカーのシステムキッチンがよいとか、ウチはこのメーカーなら提携しているのでこんなに安くできますという話になりがちですが、それ以前に検討しておかなければならないことがあります。それは、キッチンのプランです。キッチンは、居間や食堂、食品庫や脱衣所など、そことつながる空間への動線のかなめになります。また、そこでの仕事は基本的に立ち仕事ですから、冬などは足元が寒くて苦痛に感じますし、朝起きた時に薄暗い空間では気分まで陰鬱になり、はかどるものもはかどらなくなってしまいます。そう考えると、キッチンのあり方が住まいのあり方や暮らしの在り方や住まい手の健康を左右すると言っても過言ではありません。そのような大切なキッチンプランニングについて、数回にわたり特集していきます。

今回は、もっともオーソドックスなI型対面式プランについてご紹介します。このプランは、食堂や居間へも視線が行き渡り、家族や友人とのコミュニケーションもとりやすく一体感を感じられます。また、平行に移動できるため動きにムダが少なく、コンパクトな空間で収納を取りやすいというメリットがあります。一方、家族や友人からキッチンが見えてしまうというデメリットがあり、それをどう解消するかがポイントになるのではないでしょうか。下の図を参考に、ご自分がキッチンに立つつもりで、食堂や居間とのつながりや家族とのコミュニケーション、来客時にサッと隠す工夫など想像してみてください。けっこう楽しいです。(著作権により内容の複写転載禁止)

 

 

I型対面キッチン1.jpg
▲食堂や居間とのコミュニケーションをとりやすい 

I型対面キッチン2.jpg
▲平行に移動でき、背面に収納もとりやすい

 I型キッチンポイントのコピー.jpg